ならまちブルーノート
2016.05.01 Sunday
JUGEMテーマ:音楽
ならまちにジャズライヴ喫茶「ブルーノート」が4月にオープン。猿沢池のそばの小さい橋を渡り、道祖神の横を通り過ぎると、
和風な建物の2階に、丸いカウンターバーのお洒落なお店が。
4/30(土)のライヴは「渋谷毅オーケストラ」。
「ネイティブサン」の峰厚介、「山下洋輔」の林栄一を同じステージで見れる。
外山明のギニア仕込みの進化したドラミングには見飽きることなく、
上村勝三のいい仕事っぷりには、頭が下がり、
野球少年津上研太にはエールを、松風紘一のフルートに期待を、
松本治先輩(音大の)にはガンバレを送りたい。
私の席からはまったく見えなかったが、石渡明廣のギターが
渋谷毅のピアノ・オルガンと相まって、サウンドの奥行きを上手く出せている。
メンバーそれぞれの曲もよかったし、透明なラテンテイストの曲も奈良に合ってたし、
マヘリア・ジャクソンの曲(きみのー、ゆ)もよかった。
何より、こんな近くで生の演奏を聞けるなんて。やっぱりジャズは面白い。
その日だけの、その人だけの、音のエネルギーとのぶつかり合い。
午後4時から始まったライブが終わると、夕闇漂うならまちに、
お子様連れのビューティフルな白人系のご家族や、
イケイケ・アジアンガールズや疲れたスーツでマックに入ってゆく
若いサラリーマンや、奈良のおみやげがピカピカ光っていた。
これなら「マリオットホテル」がオープンしても楽しんでもらえるかも。