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戸籍証明書交付の利用登録申請

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    スタッフが、他府県にある戸籍証明を取り寄せる必要があったので、コンビニから利用登録申請をしたが、翌日「却下」された。

    在住の市役所に行ってみたものの、利用登録申請が通ってないので出せないといわれる。

    申請したが却下されたことを伝えると「本籍地、変えられたんじゃないですか?」。

    住民票を取り「本籍地を変えられてないこと」を確認(;^ω^)、再びコンビニから利用申請すると「不正な住所が入力されています」とはじかれる。

    引き出しの中から、在住の市で5年前に利用申請をした紙切れが出てきたので、ネットで確認すると「正常に」受け付けられていた。

    ここで、原因に気が付いたあなたは、マイナンバーカードの達人です!

    なんだ、出せるんじゃん、市役所で証明交付サービスから出してもらおうとすると、「このカードは使えません」( ゚Д゚)ハァ?

    窓口に持っていっても「すみません、カードに悪いところは見当たらないようです。担当の人に聞いてきます」…。

     

    野々夕「親指ピアノ」に出てくる音楽は、生きているから自然に身につく心の本籍、いや故郷。

    時々音楽が思い出させてくれる、今となっては異次元の世界。想いは巡る。

     

    あ、デジタル旅の途中でしたね。

    マイナンバーカードは、5年で更新に行かないといけないんです。

    その時にあらためて、戸籍証明書の利用申請もしないといけないんです。

    渋滞の原因は、カードが更新されていることに気がつかないプロの公務員さんたち。

    カードはしゃべりませんからね、俺更新されたばっかのカードなんだぜ、とか。

    5年以上前に、とっくにマイナンバーカードを申請したから大丈夫、と思っているボヘミアンな皆さん。

    どうぞあきらめずに頑張ってください。

     

    ちなみにディストリビューター様都合により、流出しそうな曲たちのモニター会は、大事にとってあった新曲も加わり、多彩なフレアに萌え萌え。

    戦争は時間がたっても過去にならない。それどころか、巻き込まれたのはフツーの人間だったという事実が明らかになってゆくだけ。肌を隠し、身を守るのは、愛する人のためで、隠れているわけではない。生きていられるだけでもうけものだと言って、何を惨めな、と無視される、そんな時代はもう来ない。

    むしろ曲を見直す、いい機会になりました。

     

     

    Voxgroove Records * 野々夕 * 17:30 * comments(0) * - * - -

    おしごとおとしごろ

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      JUGEMテーマ:音楽

      Groove(グルーヴ)って、勝手に走っていくようで、案外そうでもない。

      応援しているのに、応援を続けたいのに、止まってしまう。

      奈良公園の小鹿たちのように、横断歩道の途中で、脚がガクブル。

      ここは体力、って経験が教える。ここで止めたらダメ。

       

      テクニック、を考えだすのはそんな時かも。

      同じことを続けるのはむしろ苦しい。

      気持ちでアドリブになったら、これって、もう、ジャズでしょう。

      ゴール!アンコール!

       

      野々夕「エリーゼの彼方」

      応援したり、されたり、ミュージシャンのお仕事。

       

      Voxgroove Records * 野々夕 * 20:02 * comments(0) * - * - -

      創作の谷間

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        「ひと打ち」の中にはバックビートが一つは必ず隠れていて、それは簡単に見つけることが出来る。

        「ふた打ち」にして、その中間点を体感すればいいだけ。

         

        楽しいのは、「ひと打ち」を3ビートに乗ったり、5ビートに乗ったり、

        テンポによっては7連符や11連符以上に組んで演奏するとき。

        ブランコやジェットコースターに乗っているような遠心力、

        蹴られたサッカーボールがみるであろう、空の高さを知るときだ…。

        そんなことを考えながら眠りにつくミュージシャンの夜明けは、

        過酷なのか、幸せなのか。

        野々夕「夜明けのピアノ」耳成出版 kindle版

         

        ミュージシャンは、一人一人が個人事業主、いわゆる「ひとり親方」。

        とにかく国民年金保険料だけでも納めとけば、なんとかなるって。

         

        Voxgroove Records * 野々夕 * 10:51 * comments(0) * - * - -

        背浮き

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          JUGEMテーマ:電子書籍

          「親指ピアノ」の中で溺れそうになったカヤは、背中を下に、仰向けになり、

          岸をめざすのですが、それは「背浮き」という泳ぎ方だそうです。

           

          政治的な軋轢の中で孤児や難民になるのなら、それは人の力で防げるのではないか。

          他方、ひとときの暮らしを壊すのも人で、これには何の意味があるのだろう。

          それとも燃え上がる大地や、干上がる川、巻き上がる空気の渦や、陸に襲い掛かる海を

          止められない非力が悲しくて、他人の物を奪おうとしているだけ?

           

          燃料がなければ山の木を切って薪にする。のちの世のために植林をする。

          日本は雨が豊富で助かる。でも多すぎるのも困る。

          世界のバランスをとる方法をAIに計算させられないものか。

          全員が岸にたどり着けるように。

           

          Voxgroove Records * 野々夕 * 13:39 * comments(0) * - * - -

          投影

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            作品の中に、とても物わかりのいいおばあさんが出てくると、

            「きっと優しいおばあさんがいたんだろうな」と作者のことを考えてみたりする。

            でも実際は、まったく違う人物で「こんな祖母がいたらいいな」と創作していたりする。

            例えば早くに親に死なれてしまい、自分を応援してくれる人がいないと感じるとき、

            「応援団長」になってしまったりするかもしれない。

             

            ほかの人は多分楽しくテレビを見たり、放課後友達と遊んだりしているだろうに、

            なんで自分は線と音符の茂みにずっとかかわっていなくっちゃならないんだろうって、

            思いながらも、それが自分に与えられた唯一のトンネルなら掘り進むしかないわけで。

            そしてついに自分の見ている光景が、その時に作曲した人が目にしたのと同じものだと、

            「錯覚」し始める。それは共振なのか、狂信なのか。

             

            ゴーグルがなくっても、そこから抜け出せる。

            野々夕「エリーゼの彼方」      JUGEMテーマ:電子書籍

            Voxgroove Records * 野々夕 * 15:16 * comments(0) * - * - -

            鶯(うぐいす)芸者

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              最初はwebを閲覧するだけだった。

              その次は個人が情報を発信し、互いに交信できるステージにあがった。

              そして第3のwebでは、もっと素晴らしいことが起こるらしい。

              そのことを存続させるには、自分の望みを知り、その望みを現している他者を知り、

              他者の望みを呼び込んだ、自分の望みを追えばいいらしい。

              それって、うちら、うぐいす芸者のことやんねぇ?

              え?いや、せめて街のミュージシャン、ゆうて。

               

              それはオマケにゲームのついた、バカバカしいほど高価な新しい五線紙だった。

              ご要望にお応えし、それを使って音楽を制作し、動画を編集し、

              隙間に落とし込んだ面白半分に打った文字が、消えずに残った。

               

              野々夕「夜明けのピアノ」

              想いは胸にあり、指先からあふれ出す。独りでも、バンドでも、旅は同じ。

              JUGEMテーマ:電子書籍

              Voxgroove Records * 野々夕 * 10:57 * comments(0) * - * - -

              宇宙ステーションはみんなのもの

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                JUGEMテーマ:電子書籍

                今のところ、誰もが住めそうなところは、地球以外にない。

                そして、生まれてきた命に罪がないとするならば、

                それぞれの能力と適性に応じて、暮らすことを、平等と呼ぶ。

                それを暴力や武力や、たまたま受け継いだ財力にモノを言わせて奪えば、不平等になる。

                不平等や不均衡はいずれ、もう片方に揺り返しが来る、地震のように。

                地軸のわずかな傾きで変わる、マントルの上昇。

                ちょっとした勘違いで戦闘機を飛ばす人たち。

                かんべんしてもらいたい。

                 

                野々夕「親指ピアノ」

                どうか安全な場所にいてください。

                そしてまた、宇宙ステーションで演奏されるサックスの音楽をみんなで聞きましょう。

                そうです、そんなことも出来るのです、私たちは。

                 

                Voxgroove Records * 野々夕 * 17:08 * comments(0) * - * - -

                異星人になりたい人は

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                  ピアノで進学するなら、国語と英語ができればいい。

                  バッハ、エチュード、課題曲、自由曲をノーミスで弾いて、楽譜全てを覚えるのに、

                  膨大な時間がかかるから。

                  かくしてピアノまわり以外は、人間関係も、世の中の事も、何一つわからない

                  音大生が出来上がった。バイトもピアノ、生業もピアノ。

                   

                  練習はいつするんですか?(仕事で弾くときに)

                  動画でやってるみたいに、やってくださいよ、僕応援しますから。

                  (ありがとう)(ライヴやるのにお金かかるんだよね)

                  どこから来たの?(多分、金星から?)

                  昼だろうと、夜だろうと、夜明けだろうと、頭の中でピアノは鳴り続ける。

                  そして手は、微かに共鳴している。

                   

                  無名のピアノ弾きにあこがれる人は→ 野々夕「夜明けのピアノ」

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                  Voxgroove Records * 野々夕 * 12:13 * comments(0) * - * - -

                  三番百合

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                    JUGEMテーマ:電子書籍

                    溝の端っこに、去年は一輪だけ咲いていた百合。

                    今年は、蕾が二つ付き、一番目の花が咲いてそれが落ち着くと、

                    隣の花が咲いた。それから、溝の向こう側で、少し背は低いけれど、

                    細い緑の茎の上に、真っ白で中ぶりの百合の花が咲き始めた。

                    枯れてゆく百合の花をそのままにして置いたら、いつのまにか種がついて、

                    それを誰かがあちら側に運び、三番目が咲いたのだ。

                    今年も水難に備えて空のペットボトルで浮く講習が開催されている。

                    野々夕「親指ピアノ」

                    少年少女は時代を選ばず生まれてきて、工夫を重ねて向こう岸にたどり着く。

                    Voxgroove Records * 野々夕 * 16:04 * comments(0) * - * - -

                    見えない階段

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                      JUGEMテーマ:電子書籍

                      野々夕「夜明けのピアノ」は、バブル崩壊後Web前夜の首都圏の移り変わる様子を、街角のミュージシャンの目を通して描いた作品。その綱渡りな生活も、ネットの世界が構築されるにつれて確かな足掛かりが得られたかに見えた。

                      日本の貧困率17%超え。

                      突然のコロナ禍によって、見えない一歩を踏み出すように迫られている。

                      思えばあの頃はまだ、飛び移る階段の端っこが見えていた。

                      Voxgroove Records * 野々夕 * 10:53 * comments(0) * - * - -
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