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見えない階段

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    JUGEMテーマ:電子書籍

    野々夕「夜明けのピアノ」は、バブル崩壊後Web前夜の首都圏の移り変わる様子を、街角のミュージシャンの目を通して描いた作品。その綱渡りな生活も、ネットの世界が構築されるにつれて確かな足掛かりが得られたかに見えた。

    日本の貧困率17%超え。

    突然のコロナ禍によって、見えない一歩を踏み出すように迫られている。

    思えばあの頃はまだ、飛び移る階段の端っこが見えていた。

    Voxgroove Records * 野々夕 * 10:53 * comments(0) * - * - -

    草刈りの夏

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      ついに「木乃伊取りが木乃伊に」なりました、と笑うのは短編小説「親指ピアノ」の作者、野々夕。

      物語の中で、少年がひと時を過ごす、ヤギの畑の近くにこの春、転居。

      鳥の声、セミの声、たまに太鼓の音、遠くからかすかに聞こえる小学校の音楽の授業。

      いろんな色の猫たちの通過地点になっているらしく、オレンジ色、三毛、黒地に黄色のトラ、うしろ足が白くて小さい猫。

      前の道をとおる、大型観光バス、丸太を積んで走るトラック、いい音を響かせて駆けるバイク、しっかりペダルを踏む制服の子ら。

      それぞれの横顔に驚きと出逢いの喜びを感じつつ、草刈りなどして過ごす手に、そろそろ書きかけの原稿に走らせる、ペンを握らせたい。

      Voxgroove Records * 野々夕 * 13:51 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

      多分、道はつながっている

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        どうして、EUROが生まれたのか、どうして60代に貯金がないのか。

         

        線でつながった黒い電話、機関銃みたいで車に積める電話、メモみたいな電話、線がなくて写真も映画も撮れる電話。

        それらを全部経験して、購入してきたのが、たった一代のにんげんである場合、貯金なんてできるわけがない。

        パソコンと電話機能は別で、1曲フロッピーディスクに入力したら、別のパソコンを中古で88万円出して購入しなければ、次の曲が入力できなかった移行期。これさえ手に入れられればと頑張っている傍らをbitがGBに化けてゆく。

        より良きを求めるというよりは、心を打つものの良さを、たとえばAIにでもわかるように、細分化され、その一つ一つは基盤のダンスか、プラズマの交流で、人が求めたカオスはともすれば整然と並べ直されようとした。

        あきらめることを、潔しとせずとも、出せる力に限界はあると思うよ。

         

        ただ生きるために仕事をしているだけなのに、サイドからたたみ込まれる。

        そんな時代が今もどこかで続いているのだが、根気よく、いい仕事をしよう。それが出口につながると信じて。

         

        野々夕「夜明けのピアノ」

        Voxgroove Records * 野々夕 * 20:32 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

        旅は続く

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          あの酷かった夏の暑さが、少し傾いたのは、やはり「立秋」でした。

          台風の発生で、東日本で少し温度が下がったんだよね。

          暦はすごいなぁ。もともとは、中国の北のほうの地域で作られたものらしいので、

          西日本は少し遅れるのかもしれません。

          次は「処暑」、暑さよりも台風の被害が気になって来ます。

           

          被害の復旧といえば、2才の男の子を発見した、78才のボランティアの方、今日も現地入りされたそうです。

          「経験」と「生きる力」、両方に感動したした夏でした。

           

          終わらない小さな旅の物語 野々夕「親指ピアノ

          Voxgroove Records * 野々夕 * 20:25 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

          専攻 音楽

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            JUGEMテーマ:電子書籍

            これ以上は持っていられない、と思うタイミングは、人それぞれだろう。

            いつか書きたい、いつか書いて人に伝えておかなければならない、でも時代が変わり、自分自身も変わってしまうかもしれない。

            かといって、本を出版できるほどの予算は、ない。

            そうして訪れたタイミングで、野々 夕は電子書籍、という出版方法に出会った。予算はなくても、それまでに生計を立てていた記録があれば、誰でも出版できる。入力の方法は手探りだったが、試行錯誤の末、なんとか載せてもらう事が出来た。

             

            夜明けのピアノ」は、まじめに音楽に取り組んでさえいれば、いつか必ず夜明けが訪れると信じて働いているミュージシャンが体験した、日本の90年代の横顔である。東北大震災の中継を観た作者は、これからの復興の中で、果たして音楽と人生、という繊細なタッチがどこまで生き延びれるのか、不安を感じた。そうして書かれた音楽小説の第一作が「夜明けのピアノ」である。

            コンクールで優勝したり、音楽の先生になったり、音楽を専攻して生きていく方法は多種多様だ。その中で、サロン、という文化の華の庭で育てられた多くの音楽家がいる。

            ショパン、サティー、その他大勢の有名無名の音楽家がその国の政治、経済、情愛のドラマの傍らで恩恵を預かってきた。

            その中の一人がこの小説の主人公だ。

            花は今も咲き続けているか。今宵、街へ出かけてみませんか?

            Voxgroove Records * 野々夕 * 13:42 * comments(0) * trackbacks(0) * - -
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